サンディエゴ – 2021年11月17日 – ノースロップ・グラマン社 (NYSE: NOC) は先日、衛星通信可能なフリーダム・ラジオ (Freedom Radio) の開発によって、JADC2 (Joint All Domain Command and Control) をさらに可能にする業務範囲拡大契約を獲得しました。ノースロップ・グラマンのフリーダム・ラジオは、幅広い統合された通信とネットワーキング・ミッション機能をドメインを横断して支援すべく、オープン・アーキテクチャ型で、プラットフォームに依存せず、サイバー上の安全が確保できるソリューションを提供するものです。

Northrop Grumman Advancing Connectivity Layer for JADC2 with SATCOM-Enabled Freedom Radio Technology - Japan
ノースロップ・グラマンのフリーダム・ラジオは、幅広い統合された通信とネットワーキング・ミッション機能をドメインを横断して支援すべく、オープン・アーキテクチャ型で、プラットフォームに依存せず、サイバー上の安全が確保できるソリューションを提供します。

ノースロップ・グラマンのコミュニケーション・ソリューション担当バイス・プレジデントであるJenna Paukstisは次のように述べています。「この米空軍研究所(AFRL)との契約により、我々は衛星通信可能なオープン・アーキテクチャのフリーダム・ラジオ・ソリューションをさらに進展させることができるでしょう。フリーダム・ラジオは、陸、海、空、宇宙にまたがって真に相互接続されたJADC2ネットワーク・アーキテクチャを生み出すように設計されています。相互接続されたJADC2ネットワークを介して、宇宙アセットからの情報を迅速に収集・共有し、部隊がより多くの情報に基づいた意思決定を行うことを可能にします。」

この新しい契約は、2019年12月にAFRLから獲得した契約の範囲を拡大するものです。この契約の目的は、宇宙から複数の受信プラットフォームにほぼリアルタイムで共有できる安全で強靭なミッション・データを提供するように設計された、衛星通信可能なフリーダム・ラジを適切なミッション環境下で実証することです。これにより、部隊は情報を素早く分析し、状況認識を強化することが可能となり、米国防総省のビジョンである相互接続されたJADC2ネットワークの実現に貢献できるのです。

フリーダム・ラジオの基盤は、ノースロップ・グラマンのICNI (Integrated Communications, Navigation and Identification) システムとマーケットをリードするソフトウェア開発キットを使用して設計されています。このシステムとキットは弊社のSoftware Defined Radioシリーズに新しいオープン・アーキテクチャ機能を実装する方法として採用されています。このような新技術は、第三者製のソリューションを含む新しい機能を迅速に実用化するように設計されています。

ノースロップ・グラマンは、衛星通信可能なフリーダム・ラジオの概念実証実験を今年末に行う予定です。この実証実験では、第三者製の技術をノースロップ・グラマンのコア・オープン・アーキテクチャに融合させることにより、米国防総省がJADC2の取り組みを支援するために行っている迅速な能力向上のための投資を後押しすることになります。このコラボレーションは、部隊と全ての米軍種に利益をもたらす新しい高度なネットワーク技術を創造するノースロップ・グラマンの取り組みをサポートします。

弊社フリーダム・ラジオの幅広いポートフォリオは、現在、多くのプラットフォームで使用されており、空、陸、海、宇宙にまたがって行動に役立つ情報を部隊が軍種を越えて容易かつ安全にコミュニケーション・共有するのに役立っています。

ノースロップ・グラマン社について 

ノースロップ・グラマンは、グローバル・セキュリティ及び人類にとっての新たな発見に活動の重点を置くテクノロジー企業です。時代を切り拓く弊社のソリューションは、顧客が米国及び同盟国と結びつき、発展し、自らを守るために必要な能力を提供しています。顧客の最も困難な問題を解決するという共通の目的を原動力として、弊社の9万人の従業員は可能性の限界に日々挑戦しています。 

この文章の如何なる意見、記述、結論も、文章の作者に帰属するものであり、AFRLの見解を表すものでは必ずしもありません。この文章は、AFRLの支援の下で行われている業務に基づくものです。