サンディエゴ – 2023年2月13日 –ノースロップ・グラマン社(NYSE: NOC)は、、空中プラットフォームと洋上アセットを連接する能力を飛行試験で実証し、ゲートウエイ・テクノロジーのデモンストレーションに成功しました。この分野では初めてとなる本デモンストレーションは米海軍航空システム・コマンド、海軍研究所、太平洋海軍情報戦闘センター(NIWC Pacific)及びBAEシステムズとの共同によって実施されました。

Northrop Grumman Connects Distributed Platforms Across Domains
ノースロップ・グラマンは、トライトン・テストベッド機に搭載した次世代ゲートウェイシステムの実証試験を実施、成功させました。プラットフォームとしてのトライトンに搭載されたこのマルチプラットフォーム・マルチドメイン能力は米海軍の相互運用性を強化し、広範囲にわたる分散した洋上オペレーションを可能にします(写真提供:ノースロップ・グラマン社)

ノースロップ・グラマンのバイス・プレジデント兼ネットワーク・インフォメーション・ソリューション担当のゼネラル・マネージャーであるベン・デイビスは以下のように述べています。「ノースロップ・グラマンのゲートウェイは、我々のカスタマーにとって必要な情報の優位性をもたらすオープンかつ安全でレジリエントなソリューションを提供します。この強力なコンビネーションによって、洋上の各種プラットフォームのミッションの幅が拡大し、シームレスに連接された艦隊となります。米海軍にとってそれは、地理的に広範囲にわたる分散した洋上オペレーションを可能にするための、海軍のオペレーションアーキテクチャを実現する非常に重要なステップなのです。」

ノースロップ・グラマンのMQ-4Cトライトン・テストベッド機に搭載された空中ゲートウェイシステムは、F-35やE-2D先進型ホークアイ、海軍のイージス駆逐艦、そして空母打撃グループをシミュレートした地上に設置されたシミュレーターに対して、第5世代センサー・データを送信しました。ゲートウェイシステムは、トライトンのレーダー・AI・機械学習といった能力を統合して、この統合がなければバラバラだったプラットフォームを通じての状況認識を格段に向上させました。このゲートウェイシステムをトライトンに追加搭載したことによって、データ共有能力が向上し、さらに今後、戦闘部隊が敵の脅威に対して優勢を保つ能力と、広範囲かつさまざまな環境下でのより迅速な意思決定を下す能力の向上がもたらされます。

ノースロップ・グラマンのグローバルサーべランス部門担当バイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャーのジェーン・ビショップは次のように述べています。「その飛行高度、持続性、そして強力なコミュニケーションリンク能力は、トライトンがゲートウェイシステム搭載のプラットフォームとして理想的な候補であることを示しています。今回のデモンストレーションは、トライトンへのゲートウェイ技術の強化に脚光を当てました。それによって、F-35の強力な各種センサーとE-2Dの戦闘管理能力へのアクセスが可能になることを含めて、広範囲に分散して展開する洋上アセットに情報の優位をもたらすことが可能になるのです。」

ノースロップ・グラマンは最近、このデモンストレーションとは別のゲートウェイのソリューションの実証を行い、またオーストラリア向けのトライトンの初号機を公開しました。ノースロップ・グラマンのさまざまなシステムのファミリーは、空と海を跨いで、軍種間及び他国軍との相互運用性の強化をもたらしています。

ノースロップ・グラマンは、航空宇宙と防衛技術分野におけるグローバルなリーディングカンパニーです。時代を切り拓く弊社のソリューションは、カスタマーが世界と繋がり、守るために必要な能力を提供し、人類の探究の境界を広げています。カスタマーの最も困難な問題を解決するという共通の目的を原動力として、弊社の9万5千人の従業員は可能性の限界に日々挑戦しています。