カルフォルニア州アズサ – 2022年8月4日 – ノースロップ・グラマン社(NYSE: NOC)は、米宇宙軍向けのミサイル警戒衛星SBIRS GEOプログラムにおける最終となる第6次ミッションの打ち上げに重要な役割を果たしました。
※SBIRS GEO (Space Based Infrared System Geosynchronous Earth Orbit): 対地同期軌道宇宙配備赤外線システム
プライム契約企業であるロッキード・マーティン社と協力し、ノースロップ・グラマンは強力なスキャニング・凝視型赤外線監視センサーを装備したミッションペイロードを設計・製造しました。本日、そのミッションペイロードはユナイテッド・ローンチ・アライアンス社のアトラスⅤロケットによって成功裡に打ち上げられました。SBIRS GEO-6は、ミサイル警戒、ミサイル防衛、戦場における状況認識、そしてテクニカルインテリジェンスといった領域において米宇宙軍を支える衛星コンステレーションの一部となります。
ミッションペイロードに加えて、ノースロップ・グラマンはアトラスⅤの推進部、主要な複合構造、その他の重要なコンポーネントを提供しています。今回の打ち上げに際し、ノースロップ・グラマンの2基の直径63インチのグラファイト・エポキシモーター(GEM 63)固体ロケットブースターがアトラスⅤの打ち上げ能力を強化し、ペイロードの予定軌道への投入をサポートしました。
ノースロップ・グラマンの戦略プログラム担当バイス・プレジデントであるアーロン・ダンは次のように述べています。「ノースロップ・グラマンのペイロードとコンポーネントは、米軍と同盟国に必須のミサイル警戒能力を提供します。今回のSBIRS GEO-6の打ち上げは、このプログラムに関する誇るべきレガシーの集大成となりました。ノースロップ・グラマンは2011年の最初のミッションから本プログラムに参加しており、ミサイル追跡・防衛アーキテクチャを支えて常にリーダーシップを発揮してきたのです。」
ミサイル探知・識別・追跡とコミュニケーション・システムにおけるこれまでの実績により、ノースロップ・グラマンは、米国と同盟国をサポートする次世代OPIR (Next Generation Overhead Persistent Infrared Polar)といったさらに高度の能力を備えた将来ミサイル早期警戒システムの主要なプロバイダーとして位置付けられています。
ノースロップ・グラマンのミサイル防衛能力についてはこちらのサイト(英語)をご覧ください。
ノースロップ・グラマン社について
ノースロップ・グラマンは、グローバル・セキュリティ及び人類にとっての新たな発見に活動の重点を置くテクノロジー企業です。時代を切り拓く弊社のソリューションは、顧客が米国及び同盟国と結びつき、発展し、自らを守るために必要な能力を提供しています。顧客の最も困難な問題を解決するという共通の目的を原動力として、弊社の9万人の従業員は可能性の限界に日々挑戦しています。