ロサンゼルス – 2021年9月2日 – ノースロップ・グラマン社(NYSE: NOC)は、米海軍との契約のもとで開発されたAGM-88G 射程延伸型先進対レーダー放射ミサイル(AARGM-ER)が、米国防総省の調達プロセスで量産段階に進むための審査であるマイルストーンC決定を達成したと発表しました。これにより、ノースロップ・グラマン社は本プログラムの主契約者として低率初期生産(LRIP)に入る承認を得たことになります。

米海軍のDirect Time Sensitive Strike (PMA-242)のプログラム・マネージャーであるA.C.ダトゥコ大佐は次のように述べています。「AARGM-ERのさらなる能力は、高性能なその搭載航空機と相まって、進化する地/艦対空脅威を制圧するため、最も先進的な兵器システムを米海軍にもたらすことになります。我々のチームは、このミサイルシステムの十分な完成度を証明し続けており、AARGM-ERはLRIPを開始する準備ができていると確信しています。」
このマイルストーン決定によって、海軍部隊へのAARGM-ERの今後の配備と初期運用能力の達成をサポートすべく、ミサイルの量産に入ることが可能となります。
ノースロップ・グラマン社の先進兵器担当バイス・プレジデントであるゴードン・ターナーは次のように述べています。「AARGM、そしてAARGM-ERは、米海軍をその直面する脅威から守りその能力を強化するタイム・クリティカルな能力です。ノースロップ・グラマン社は、ミサイル・ビジネスの拡大によって敵防空網の制圧・破壊を行う先進的な装備を軍に提供し続けることを光栄に思います。」
AARGM-ERは、現行のAARGMを大幅にアップグレードしたミサイルです。AARGMは現在生産中であり、米海軍が運用しています。
AARGM-ERは、米海軍のF/A-18E/Fスーパーホーネット、EA-18Gグラウラー、米空軍のF-35A、米海兵隊のF-35B、そして米海軍のF-35Cで運用されます。
ノースロップ・グラマンは、宇宙、航空、防衛、サイバー空間において、世界中の私たちのカスタマーの変化するニーズに応えるべく、最も困難な問題を解決しています。私たちの9万人の従業員は、先進的なシステム、製品、そしてサービスを創造するため、科学、テクノロジー、エンジニアリングを駆使して可能性の限界に日々挑戦しています。