サンディエゴ – 2022年3月14日 – ノースロップ・グラマン社 (NYSE: NOC) の日本向けRQ-4Bグローバルホーク3機のうち最初の1機が太平洋をノンストップ飛行して無事に日本に到着しました。グローバルホークは3月10日(米国西部時間)にカリフォルニア州パームデールを離陸し、約18時間40分後の3月12日(日本時間)に三沢基地に着陸しました。

Northrop Grumman Completes Ferry Flight of Japans RQ-4B Global Hawk

ノースロップ・グラマンのグローバルサーべランス部門担当バイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャーのジェーン・ビショップは次のように述べています。「このたびの日本向けグローバルホークの到着は、この必要不可欠な安全保障アセットが今後日本で展開していく上での重要なマイルストーンになります。自律能力を持つグローバルホークは、インド太平洋において、高高度からの常続監視能力を航空自衛隊に提供します。グローバルホークのISR(情報収集・警戒監視・偵察)能力は、日本の安全保障及びこの地域の同盟諸国にとって比類のないサポートをもたらすことになります。」

大型の高高度長時間滞空型(HALE)無人機(UAV)であるRQ-4Bグローバルホークは、重要なISRニーズに対応するミッションに特化した各種センサーを搭載しています。この能力は、脅威のモニターや人道支援・災害救援など、同盟国が昼夜を問わず実施する活動の方法を抜本的に変えることになります。日本がすでに保持している情報収集アセットと組み合わせることによって、グローバルホークは地域の脅威をモニターし、抑止するためのソリューションをもたらします。そして、将来にわたり日本の安全保障に大きく貢献します。

グローバルホークを含むノースロップ・グラマンの自律HALEシステムのファミリーは、全世界の同盟諸国にとって、ネットワーク化されたグローバルなISR情報収集の必要不可欠な要素です。収集されたISRデータによって、意思決定者は迅速に行動することが可能となり、それによって侵略を抑止し、出現しつつある脅威に対応できます。グローバルホーク部隊を保有することとなる日本は、増え続けるHALE無人機を運用する同盟国のリストに名を連ねることになります。米国、オーストラリア、NATO、韓国が、安全保障に必要不可欠なアセットであるグローバルホーク・ファミリーを運用することとなります。

ノースロップ・グラマン社について 

ノースロップ・グラマンは、グローバル・セキュリティ及び人類にとっての新たな発見に活動の重点を置くテクノロジー企業です。時代を切り拓く弊社のソリューションは、顧客が米国及び同盟国と結びつき、発展し、自らを守るために必要な能力を提供しています。顧客の最も困難な問題を解決するという共通の目的を原動力として、弊社の9万人の従業員は可能性の限界に日々挑戦しています。