サンディエゴ – 2021年4月16日 – ノースロップ・グラマン社 (NYSE: NOC) は、15日、米国カリフォルニア州パームデールにおいて日本向けRQ-4グローバルホークの初飛行を無事完了しました。グローバルホークは、航続距離、滞空時間、及びペイロードを最適に組み合わせることによって、宇宙や中高度用のアセットに比べ、より大きなデータ収集能力を提供できるプラットホームです。
「非武装のRQ-4グローバルホークは、航空自衛隊が日本の領域を守り、脅威を監視し、必要に応じ人道支援の実施を支援する等、オンデマンド型のISR(情報収集・警戒監視・偵察)機能をもたらします。」ノースロップ・グラマンにおいて自律システム部門を統括するバイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャーのジェーン・ビショップは「この初飛行の成功は、日本という米国の同盟国への、高高度長時間滞空型航空機の納入プロセスにおける、非常に意義深いマイルストーンとなります」と述べています。
グローバルホークは、ほぼリアルタイムのオンデマンド・データを24時間配信し続けることができる、唯一の高高度長時間滞空型無人機(UAV)です。一旦配備されると、グローバルホークは地上の指揮統制部隊を含む他のインテリジェンス・アセットと統合されます。その能力は、日本が地域の脅威を監視及び抑止し、より高度で効果的な安全保障態勢を将来にわたり確保するためのソリューションを提供します。
グローバルホークを含むノースロップ・グラマンの様々な自律型高高度滞空システムのファミリーは、世界中の同盟国及び相互防衛組織向けの、ネットワーク化されたISRシステムの重要な構成要素となっています。グローバルホークは、意思決定者が適時に、正しい情報によって行動するためのISRデータを収集します。日本のグローバルホークが完全に運用態勢に入ると、日本は、米国の他の同盟国である、豪州、NATO、韓国と同様に、高高度長時間滞空型UAVを運用する国の一員として、この重要な国の監視アセットを運用することになります。
ノースロップ・グラマンは、宇宙、航空、防衛、サイバー空間の分野における最も困難な課題を解決し、進化を続ける世界中のお客様のニーズにお応えしています。先進システム、製品、サービスを創造し提供するため、9.7万人の従業員が、科学、テクノロジー、エンジニアリングを駆使して可能性の限界に挑戦しています。