カルフォルニア州レドンドビーチ – 2022年7月11 日 – ノースロップ・グラマン社(NYSE: NOC)と共同で製造されたNASAのジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した最初の画像が公表されました。これは、宇宙探査における新しい時代の幕開けを告げるものです。
ノースロップ ・グラマン社のバイス・プレジデント兼スペース・システムズ・セクターのプレジデントであるトム・ウィルソンは次のように述べています。「科学とエンジニアリングにおける最高にイノベイティブな頭脳を持った技術者たちが結集して、史上最もパワフルな宇宙望遠鏡を作り上げました。本日、宇宙において、ノースロップ・グラマンは可能性を追求するという我が社の伝統にとって、さらなる歴史的なマイルストーンに到達しました。私たちは、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の設計、製造、そして全システムの統合において、パートナー企業を率いてきたことを誇りに思います。今日公開された最初の画像は、画期的なエンジニアリングと、米航空宇宙局(NASA)や科学コミュニティとのパートナーシップによってもたらされ、宇宙探査の新たな時代を切り拓くものです。

最もパワフルな宇宙望遠鏡であるジェームズ・ウェッブは、ロケットフェアリングの中に格納され宇宙で展開できるよう製造された初の宇宙望遠鏡でもあります。ジェームズ・ウェッブは、太古の星と銀河からの最初の光を探知できるように設計されています。
今年1月24日に、地球から数百万キロの場所にあるラグランジュ点L2と呼ばれる太陽周回軌道に到達したのち、ジェームズ・ウェッブは宇宙望遠鏡の作動と観測の準備作業を行なってきました。観測にとって非常に重要な主鏡の展開作業を行い、またノースロップ・グラマンの極低温冷凍技術を活用した中間赤外線観測装置(MIRI)など4基の機器を、それが作動可能になる極低温まで冷却する作業や、この歴史的なミッションに使用される機器の17もの観測モードのチェックなどを行いました。
ノースロップ・グラマン社は、これまで製造された最も巨大で複雑かつパワフルなNASAのジェームズ・ウエッブ宇宙望遠鏡の企業チームを率いてきました。NASAは、欧州宇宙機関やカナダ宇宙庁を含む国際パートナーシップをまとめてきました。NASAのゴダード宇宙飛行センターはジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡プロジェクトをマネージし、宇宙望遠鏡科学研究所は科学とミッションのオペレーションと地上ステーションの開発の責任を負っています。
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のさらに詳しい情報はこちらをご覧ください(英語):
https://www.northropgrumman.com/space/james-webb-space-telescope/
ノースロップ・グラマン社について
ノースロップ・グラマンは、グローバル・セキュリティ及び人類にとっての新たな発見に活動の重点を置くテクノロジー企業です。時代を切り拓く弊社のソリューションは、顧客が米国及び同盟国と結びつき、発展し、自らを守るために必要な能力を提供しています。顧客の最も困難な問題を解決するという共通の目的を原動力として、弊社の9万人の従業員は可能性の限界に日々挑戦しています。