カルフォルニア州レドンドビーチ – 2022年7月5 日 – ノースロップ・グラマン社(NYSE: NOC)は、多数展開低軌道(pLEO衛星コンステレーションの衛星プラットフォームの商用プロバイダーにエアバスUSスペース&ディフェンス社(以下、エアバスUS社)を選定しました。この契約のもとでエアバスUS社は42基の衛星“バス”プラットフォームを供給するとともに、ヴィークルの組み立て、統合、そして試験をサポートすることになります。

Northrop Grumman Selects Airbus US Space _ Defense Inc. as its Satellite Platform Supplier for Tranche 1 Transport Layer Prototype Constellation - Japan
ノースロップ・グラマンのTranche 1 Transport Layer(T1TL)メッシュ衛星通信コンステレーションは、レジリエントで、大容量データ転送を低遅延で行うことで世界各地での米軍のミッションをサポートし、JADC2(ジョイント・オールドメインC2)の重要な要素としての役割を果たすことになります。

今年2月、米宇宙開発庁(SDA)はTranche 1 Transport Layer(T1TL)メッシュ衛星通信コンステレーションの開発と実用化のためにノースロップ・グラマン社を選定しました。T1TLネットワークは持続的で安全な米軍の連接を提供し、JADC2(ジョイント・オール・ドメインC2)の最重要な要素として機能することになります。 

ノースロップ・グラマンの戦略宇宙システム部門の通信システム担当バイス・プレジデントであるブレイク・ブロックは次のように述べています。「エアバスUS社が中心的な商用サプライヤーとしてこのプロジェクトに加わったことで、我々の総合的な衛星システム統合とコミュニケーションミッションで蓄積してきた専門知見が補完されます。」

今年5月にノースロップ・グラマンはレーザー通信・暗号化・暗号解読のサプライヤーとして、Mynaric社とInnoflight社を選定したことを発表しました。

特別保安合意(SSA)のもとで、バージニア州アーリントンに本社を置くエアバスUSスペース&ディフェンス社は米国の防衛、安全保障、宇宙、そしてインテリジェンスに必要とされる非常に複雑な要求を満たすべく、先進的なソリューションを提供しています。長年にわたる米国政府のパートナーとしてエアバスUS社は世界一流の衛星、レーザー通信、回転翼機、固定翼機といったソリューションを提供することで、安全保障分野のカスタマーがそのミッションを遂行することをサポートしています。

ノースロップ・グラマン社について 

ノースロップ・グラマンは、グローバル・セキュリティ及び人類にとっての新たな発見に活動の重点を置くテクノロジー企業です。時代を切り拓く弊社のソリューションは、顧客が米国及び同盟国と結びつき、発展し、自らを守るために必要な能力を提供しています。顧客の最も困難な問題を解決するという共通の目的を原動力として、弊社の9万人の従業員は可能性の限界に日々挑戦しています。