アラバマ州ハンツビル– 2022年1月19日 – ノースロップ・グラマン社(NYSE: NOC)のプログラムは、米陸軍のプロジェクト・コンバージェンスの一環としての実証実験を先般成功裏に完了しました。この検証は、統合作戦のためのネットワーク、センサー及びエフェクタをドメイン横断的に統合するノースロップ・グラマンのアーキテクチャ能力を実証するものでした。

関係するノースロップ・グラマンのシステムには、米陸軍向けの統合防空ミサイル防衛戦闘指揮システム(IBCS)、統合戦術地上ステーション(JTAGS)、そして米海兵隊向けのAN/TPS-80 Ground/Air Task-Oriented Radar (G/ATOR)が含まれていました。

ノースロップ・グラマンの戦闘システム・ミッション・レディネス担当のバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるクリスティン・ハービソンは次のように述べています。「プロジェクト・コンバージェンスは、軍種間の統合を実現するノースロップ・グラマンのアーキテクチャ能力を示す新たな機会を与えてくれました。このオープンアーキテクチャにより、衛星通信を利用して標的となるミサイルに遠距離からの攻撃を行うことができ、オール・ドメイン作戦において戦場を繋ぐ能力を実証することができました。」

ニューメキシコ州ホワイトサンズ・ミサイル実験場での実射演習では、多くの戦術弾道ミサイルの模擬弾が発射されました。センサーが、地上、空中、宇宙から、衛星通信でテキサス州フォートブリスにあるオペレーションセンターに追跡データを送り、オペレーターが遠隔でターゲットを追跡し、迎撃ミサイルを発射しました。

また、プロジェクト・コンバージェンスの期間中、陸軍は一連の複雑なネットワークと通信演習を行い、IBCSは精密照準打撃ミッションの遂行を支援するとともに、統合防空・ミサイル防衛ミッションも実施しました。IBCSは、F-35のセンサーからのデータを統合して地上目標を識別・追跡し、そのデータを陸軍野戦砲兵戦術データシステム(AFATDS)に提供し、AFATDSが目標に対処しました。

プロジェクト・コンバージェンスは、人工知能と機械学習を駆使した戦場管理システムを推進する米陸軍のキャンペーンで、米軍全体のJADC2(ジョイント・オール・ドメインC2)に対する米陸軍の貢献でもあります。プロジェクト・コンバージェンス21は、7つのシナリオを通じて統合部隊としてのセンサー間能力を検証するものでした。

ノースロップ・グラマン社について 

ノースロップ・グラマンは、グローバル・セキュリティ及び人類にとっての新たな発見に活動の重点を置くテクノロジー企業です。時代を切り拓く弊社のソリューションは、顧客が米国及び同盟国と結びつき、発展し、自らを守るために必要な能力を提供しています。顧客の最も困難な問題を解決するという共通の目的を原動力として、弊社の9万人の従業員は可能性の限界に日々挑戦しています。