サンディエゴ(カリフォルニア州) – 2023年10月12日– ノースロップ・グラマン社(NYSE: NOC)は米空軍研究所と協同し、商用の宇宙インターネットを空中プラットフォームに接合するプログラムを実施しています。これは戦闘部隊の接続性を向上させ、また国防総省が推し進めるJADC2(ジョイント・オール・ドメインC2)ビジョンをサポートするものです。

この能力は以下のことを可能にします:

  • 全世界で戦闘部隊がミリ秒単位の瞬時で安全にデータを共有し、作戦の同時進行を実現します。 
  • オープンアーキテクチャと構成設定を変更可能なシステムを用いて、空中プラットフォームや地上車両に迅速に接合します。
  • 複数の衛星軌道間での商用の宇宙インターネット・コンステレーションを使用し、複数かつ妥当なコストのレジリエントな接続のオプションを提供します。
Northrop Grumman to Create Constellation of Connectivity for Air Force Research Laboratory - Japan
ノースロップ・グラマンは米空軍研究所と接続コンステレーションを構築します(イラスト提供:ノースロップ・グラマン)

専門家のコメント:

ノースロップ ・グラマンのコミュニケーション・ソリューション部門バイス・プレジデントであるジェナ・パクティスは次のように述べています。「複数のドメインを跨いで意思決定の優位を達成することは戦闘部隊にとって必須です。我々は世界中のあらゆるプラットフォーム上で使用可能な商用の宇宙インターネットを利用する多様なネットワークを構築する転換点に立っているのです。」

空軍研究所の戦略開発計画・実験オフィスの航空宇宙主席エンジニアであるブライアン・ビール博士は次のように述べています。「戦闘部隊はどのような環境下でも使用できる通信を必要としています。統合軍全体において、このプログラムはこのテクノロジーを多くのプラットフォーム上で一層進展させることになります。それが我々の戦い方であり、我々が作戦を実施するやり方だからです。」

プログラムの詳細:

この「商用の宇宙インターネットを用いた防衛実験プログラム」は低軌道・中軌道・静止軌道において運用可能な妥当なコストでのレジリエントなソリューションを国防総省に提供します。

ノースロップ・グラマンのオープンシステム・プロセッサーとアンテナ・ソリューションは今回獲得した契約の一部としてテストされ、航空戦力と地上戦力に見通し外での能力をもたらすことになります。

ノースロップ・グラマンは、航空宇宙と防衛技術分野におけるグローバルなリーディングカンパニーです。時代を切り拓く弊社のソリューションは、カスタマーが世界と繋がり、また世界を守るために必要な能力を提供し、人類の探究の境界を広げています。カスタマーの最も困難な問題を解決するという共通の目的を原動力として、弊社の9万8千人の従業員は可能性の限界に日々挑戦しています。