ダレス(バージニア州) – 2023年11月7日 – ノースロップ・グラマン(NYSE: NOC)は2基の衛星から構成されるコンステレーションである北極圏衛星ブロードバンドミッション(ASBM)衛星の熱真空テストを成功裡に完了しました。このコンステレーションは、米宇宙軍とノルウェー政府のスペース・ノルウェーのために北極圏においてブロードバンド通信を提供するために設計されています。ノースロップ・グラマンが製造する衛星には、ノルウェー国防省向けのViasat用Kaバンドペイロード及びXバンドペイロードと、米宇宙軍向けのEnhanced Polar System Recapitalizationペイロードが搭載されています。ASBM衛星1号機の振動テストは完了し、今後2号機のテストが行われます。
ノースロップ・グラマンはこの極めて重要な能力を支える地上システムであるコントロール・プランニング・セグメント(CAPS)も提供しています。CAPSはペイロードと宇宙機セグメントの適合性テストと、ノルウェーに設置されている衛星オペレーションセンターとのインターフェイスをサポートしています。CAPSは正式に引き渡され、システムとしての使用開始の準備が整っています。