サンディエゴ – 2021年11月22日 – ノースロップ・グラマン社(NYSE: NOC)は、RQ-4Bグローバルホークの飛行経路を飛行中に大きく変更できるプログラムの付与に係る契約を、米空軍から獲得しました。このソフトウエアのアップデートは「ダイナミック・ミッション・オペレーション(DYNAMO)」と呼ばれ、重要なISRデータを作戦指揮官に提供するグローバルホークの能力を一層強化することになります。

Northrop Grumman Awarded Mission Planning Contract to Increase Global Hawk Operational Flexibility

ノースロップ・グラマンの自律システム担当バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーであるジェーン・ビショップは次のように述べています。「DYNAMOは、グランド・ステーション近代化プログラムを含むグローバルホークの一連の近代化プログラムの一つです。このプログラムは、米国の脅威をグローバルに監視し抑止するウェポンシステム全体の能力を高めることになります。このようなアップグレードによって、グローバルホークは将来の JADC2(ジョイント・オールドメインC2)環境下でさらに価値のあるものとなります。」 

DYNAMOの柔軟なミッション・プランニング機能によって、グローバルホークの飛行中、飛行経路の変更が可能となるため、グローバルホークのオペレーターは、自然的要因、人為的要因に関わらず、状況の変化により柔軟に対応できるようになります。このアップグレードは2023年に完了予定です。

今日、グローバルホークは米空軍や世界中のパートナーにとって最高の自律高高度長時間滞空型ISRプラットフォームとなっています。他のシステムで、航続距離、滞空性能、ペイロード能力のコンビネーションにおいてグローバルホーク以上の能力を提供できるものはありません。将来の運用ニーズを満たすため、グローバルホークは、人員を危険にさらすことなく、常続的通信リレー及び確実な情報処理を提供することで、従来の戦略的ISRミッションを超越するデータ配信を実現します。

ノースロップ・グラマン社について 

ノースロップ・グラマンは、グローバル・セキュリティ及び人類にとっての新たな発見に活動の重点を置くテクノロジー企業です。時代を切り拓く弊社のソリューションは、顧客が米国及び同盟国と結びつき、発展し、自らを守るために必要な能力を提供しています。顧客の最も困難な問題を解決するという共通の目的を原動力として、弊社の9万人の従業員は可能性の限界に日々挑戦しています。