フォールズチャーチ・バージニア州 – 2018年12月19日 – ノースロップ・グラマン・コーポレーション(NYSE: NOC、以下ノースロップ・グラマン) は、TOMODACHI 障がい当事者リーダーシップ育成米国研修プログラムに参加する3名の若い日本人障がい当事者の支援を行いました。本プログラムは、マサチューセッツ大学 (UMass) ボストン校が運営し、今年で3年目になります。研修生は、リーダーシップとアドボカシー能力を向上させる4ヶ月間の集中プログラムに参加しました。

Northrop Grumman Sponsors Japanese Trainees at TOMODACHI Disability Leadership Program in America_201812181921
2018年度のTOMODACHI研修生が高橋加奈氏のインターンシップ先であるボストン小児病院の早期介入科を訪問。 (左から) 壁谷知茂氏、アユミ・シノハラ氏 (早期介入スペシャリスト)、高橋加奈氏、岡啓史氏。

本プログラムは、教育、文化交流、リーダーシップの各種プログラムを通じて、日米の次世代のリーダーの育成を目指す「TOMODACHIイニシアチブ」の一環として実施されるもので、今年度の研修は8月初旬から11月中旬に行われました。研修生は1ヶ月間のTOMODACHI研修とボストンでの生活についてのオリエンテーションを受けた後、自分の関心のある分野で障がいに関連するプロジェクトに取り組み、障がいに関係する政府機関やコミュニティ組織でインターンシップを経験しました。また、マサチューセッツ大学ボストン校で毎週行われるリーダーシップ・セミナーと英語研修に参加しました。研修生はボストンの一般家庭でホームステイし、米国の生活と文化について理解を深めました。

研修生のバックグランドや関心分野は様々です。壁谷知茂氏は大阪大学大学院歯学研究科で博士号を取得しました。壁谷氏は、個人として、そして職業人として、障がい者リーダーの経験を積み重ねてきました。所属大学では、大学院生、大学教員、スタッフを対象に、障がい者のためのデンタルヘルスケアとユニバーサルデザインに関するワークショップを主催しています。また、壁谷氏は、車椅子ラグビーの優れたプレーヤーでもあります。

壁谷氏は米国の障がい者スポーツに関心があり、インターンシップ先として、ニューハンプシャー大学の付属機関であり、革新的でバリア・フリーなレクリエーションと障がい者の健康増進プログラムを専門とする「Northeast Passage」を選びました。壁谷氏はニューハンプシャーの車椅子ラグビーチーム「Wildcats」にも加入し、チームと一緒に4ヶ月にわたり米国内外でトレーニングと試合を経験しました。

岡啓史氏は、東京の国際基督教大学の2年生です。所属大学の学生新聞サークルの記者でもある岡氏は、米国におけるダイバーシティとインクルージョンの取り組みについて調査し、障がいに関する問題を良識に従って倫理的に報道する方法を学びました。

岡氏は、マサチューセッツ大学ボストン校でアジアン・アメリカン・スタディーズのプログラムに研修生として参加し、デジタル・ストーリーテリングのプロセスと手法を学びました。自身のプロジェクトの一環として、ボストン在住の日本人の親と障がい者を支援するグループのメンバーにインタビューを行い、5分間のデジタル・ストーリー動画を制作しています。動画はプログラムの修了式で上映されました。

「障がいに対する態度や考え方が変わりました。研修を通じて、障がいの問題は、関わっていくしかない個人的な問題から、自分から関わっていきたいと思う社会的な問題へと変化したのです」「国際的なジャーナリストになり、障がい者を取り巻く問題を世界に発信し、これから社会的ムーブメントの拡大に貢献したいと強く願っています」と岡氏は述べています。

高橋加奈氏は、福岡女学院大学で子どもの発達について学びました。卒業後はカナダの保育所で働きながら、障がい児のインクルージョンに関するカナダの政策と実践について学びました。先天性の視覚障害を持つ高橋氏は、研修を通じて、早期幼児教育、障がい、インクルージョンの理解を深めたいという思いがありました。

高橋氏は、ボストン小児病院の早期介入科でインターンシップを経験しました。同病院では、障がい児とその家族を訪問したり、コミュニティ・プレイ・グループのセッションを行っており、その一環として早期介入サービスを提供しています。ボストンでの経験を振り返り、高橋氏は「毎週行われるリーダーシップ・セミナーや他の研修生と過ごす生活の中で、多様なものの見方や意見を共有することができました。障がい当事者としてのアイデンティティやリーダーシップを見つめ直す絶好の機会となりました」と述べています。

11月28日に行われた修了式で、3名の研修生は最終プレゼンテーションを行いました。授与式に出席したノースロップ・グラマンのワークプレイス・アコモデーション・マネジャーのサマンサ・ヤンは次のように述べています。「研修生の体験、そして、研修で学んだことを日本に帰国後どのように活用していくのか、その方法について知ることができ、とても嬉しく思いました」。

2018年10月、ノースロップ・グラマンは全米障害者機関から3年連続で「最優秀障害者雇用促進企業」賞を授与されました。ノースロップ・グラマンは、積極的な障害者雇用と職場における障害者インクルージョンへのコミットメントが高く評価されています。2018年8月には、企業による障害者のインクルージョン状況を評価した指標「障害者平等指数」で4年連続最高評価を獲得し、年間最優秀雇用者賞「Employer of the Year: Inspire Award」を受賞しました。この賞は、職場、市場、サプライチェーンにおける障害者インクルージョンの分野で、模範的なポリシー、戦略、取り組みを行っている企業に授与されるものです。

TOMODACHIイニシアチブとは、公益財団法人米日カウンシルと在日米国大使館が主導し、日本政府の支援を受けて運営される官民パートナーシップのことです。東日本大震災後、日本の復興支援のために創設された本イニシアチブは、教育、文化交流、リーダーシップなどの各種プログラムを通じて、日米の次世代のリーダー育成に尽力しています。また、日米関係の強化に傾注し、異なる国や文化を理解し、より協調的で繁栄した安全な世界の実現に貢献するために必要な国際的な技能と視点を備えた日米の若いリーダーたち「TOMODACHI世代」の育成を目指しています。詳しくはwww.tomodachi.orgをご覧ください。

ノースロップ・グラマンは世界有数のグローバル・セキュリティー・カンパニーとして、各国の政府機関及び民間企業の皆様に、無人システム、サイバー、C4ISR、ロジスティクス、近代化の分野で、革新的なシステム、製品、ソリューションを提供しています。詳しくは当社ウェブサイトをご覧ください: www.northropgrumman.com。最新情報については、Twitterで@NGCNewsをフォローしてください。